風と共に去りぬ

風と共に去りぬ

風と共に去りぬ
~生きる力、愛する力は、どこから?~

 

☆こんな人に
・大作をじっくり腰を据えて観るのが好きな人
・時代背景(人種差別等)を踏まえて映画が楽しめる人

☆こんなときに
・恋愛も、人生も、なんかチマチマしてきた?と感じるとき
・スケール感のある大河ドラマ的作品が観たいとき

 

<出演>
ビビアン・リー
クラーク・ゲーブル

<監督>
シドニー・ハワード

 

目の前の障害はあらゆる手段ではねのけ
ひたすら前を見て生きていく。

 

どんな人も、どんな状況も、
大きな愛を持って受け入れ、共に生きていく。

 

2つのタイプの強い女。
あなたはどっちに憧れる?

 

1939年に製作された
不朽の名作『風と共にさりぬ』。

 

4時間以上に及ぶ大作は、
南北戦争時代のアメリカ南部を舞台にした映画。

 

ヒロインのスカーレット・オハラ(ビビアン・リー)は、
戦火と時代の波に翻弄されながらも
飢えに直面する家族を守りつつ力強く生き抜いていく。

 

時には、自ら銃を構え
時には、自分の美貌を利用してでも・・・

 

南部の富豪の家に生まれ
男たちにチヤホヤされて育ったスカーレットが、
ひとつだけままならないのが恋愛。

 

ずっと想いを寄せる幼馴染みのアシュレーは
スカーレットとは正反対の
芯の強い聖母のようなメアリーと結婚してしまう。

 

それでもアシュレーを諦めきれない
スカーレットに近づいてくるのが、
海千山千の、したたかに世の中を渡る男
レット・バトラー(クラーク・ゲーブル)。

 

戦争や人種問題、女性の生き方など
いろんなテーマを孕んだ映画だけれど
その縦軸には、男と女の愛と葛藤が貫かれている。

 

それにしても、どんな恋愛映画に
出てくる「いい男」とも比べられない
圧倒的な存在感でハートを鷲掴みにするのが、
レット・バトラーの魅力!

 

ポスターやDVDのジャケットを見て
「何?このオールバックのオジサン・・・」
と思った人もいるかも知れないけど
そういう人は、ぜひ映画を観てみて!

 

ずばり、女子力強化的この作品の見所は
力強いスカーレットの生きざまと
今では絶滅危惧種とも思われる
レット・バトラーの男子力。

 

『風と共に去りぬ』
そう、どんなに波乱万丈な人生でも
人は、時代は、
いつの間にか去っていってしまう。

 

美しい映像と音楽、
強い女とたくましい男の壮大なドラマが
小さな日々の雑念を
しばし忘れさせてくれる1本!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です