カテゴリー: 幸せの引き寄せ方を学ぶ

幸せの教室

幸せの教室

幸せの教室
~恋の女神は前向きな人が好き?~

 

こんな人に>>
・恋なんてしてる余裕はない!という人
・トム・ハンクスが好きな人

こんなときに>>
・適度なリアリティと夢のある恋愛映画が観たいとき
・恋も、人生も、いろいろ考え中のとき

 

<出演>
トム・ハンクス
ジュリア・ロバーツ

<監督・脚本>
トム・ハンクス

 

恋は、思いがけないときにやってくる。
特に、良くも悪くも生活環境が変わり
新たな出会いが多いとき・・・

 

この映画も、まさしく
そんな“人生の転機”の物語。

 

といっても、決して決して、
主人公が一発逆転して、
恋もサクセスも手に入れましたとさっ!
なんて夢物語なんかじゃない。

 

学歴はないけど、
フツーに仕事がんばってたオジサンが
ある日突然リストラされて・・・
って、どこの国にも
ゴロゴロしてそうなお話。

 

でも、このオジサン、
一応泣くけどけど、グズグズ嘆かず
ちゃんと立ち上がるところがエライ!

 

「学歴なくてダメなら学べばいいんでしょっ!」
と、大学へ通い始めた彼を待っていたのは
ユニークな同級生や、
結婚に失望し、
仕事にも情熱を失ってしまった女性教授。

 

それにしても、男もファッションで、
こんなにも印象が変わるもの?

 

主演のトム・ハンクスが、
若い友達を作り、人生の目標を見出し、
冴えないオジサンから、なかなかカッコイイ中年男に
どんどん変身していく姿は見もの!
(もちろん、トム・ハンクスの演技力もあるんでしょうけど)

 

どんな状況でも、前向きに
自ら明日を切り開こうとする人には
きっと神様が幸せを用意してくれる。

そんな、ほんわりした気持ちにさせてくれる映画。

 

トム・ハンクスとジュリア・ロバーツ
というビッグな顔合わせの割には、
完成度に物足りなさがあるのは否めないけど、
悪意のある人が全然出てこない安心感は、好感が持てる。

 

年齢と共に、夢も恋心も忘れかけてる人
目の前の現実が厳しくて恋をする余裕なんて…という人も
ちょっぴり勇気がもらえる1本!

偶然の恋人

偶然の恋人

偶然の恋人
~生きているとは、愛してしまうこと~

 

☆こんな人に
心開けない自分や相手にもどかしさを感じている人に。

☆こんな時に
誰かを愛して生きていくことを、ちゃんと見つめたい時に。

 

<出演>
ベン・アフレック
グウィネス・パルトロウ
ジョー・モートン

<監督>
ドン・ルース

 

 

切ない。とにかく、切ない。

誰かを愛すること。
自分と向き合うこと。

 

その切なさのエッセンスが、
テンポのいいストーリーの中にたくさん詰まった映画。

 

主人公のバディ(ベン・アフレック)は、
ロサンゼルスの広告代理店に勤める敏腕エージェント。

 

ある日、出張先のシカゴで大雪のために
飛行機が遅れるなか、家族の元へと家路を急ぐ
一人の男に自分のチケットを譲ることになる。

人生も、女も、なめ切って生きるバディは、
この偶然の出来事から
一人の男とその家族の運命を変えてしまう。

 

そして、
自信に満ち溢れていた彼自身の人生さえも・・・

 

予期せぬ出来事とはいえ、罪の意識に苛まれ、
自分と向き合わざるを得なくなったバディが出会うのは、
突然訪れた深い悲しみにも、まっすぐ向き合う
未亡人アビー(グウィネス・パルトロウ)。

 

身元を隠したままアビーの前に現れたバディ。
何も知らずバディに心を通わせるアビー。

少しづつ近づいていく二人の気持ち。

「臆病だから、勇敢になれる」
傷ついた二人を結ぶ言葉が胸に沁みる。

 

どんなことがあっても、
正直に前向きに人を愛し生きていけたら・・・

人生に躓いても、必ず幸せは引き寄せられる
そんな気持ちにさせてくれる1本!

ゴースト~ニューヨークの幻~

ゴースト~ニューヨークの幻~

ゴースト ニューヨークの幻

~魂で愛しあう二人は、強く、切なく、美しい。~

 

<出演>
パトリック・スウェイジ
デミ・ムーア
ウーピー・ゴールドバーグ

<監督>
ジェリー・ザッカー

<脚本>
ブルース・ジョエル・ルービン

<音楽>
モーリス・ジャール

 

☆こんな人に
・恋愛映画大好き!スピリチュアル系大好きな人。
・サスペンスやコメディテイストの恋愛映画が好きな人。

☆こんな時に
・切なくて面白い恋愛映画が観たいとき。
・恋愛映画は苦手そうな彼と観たいとき。

 

「お気に入りの恋愛映画は?」
と男性たちにアンケートをしたら
最も人気が高かったのが、この
『ゴースト~ニューヨークの幻~』。

 

まっ、そもそも男性には、
「あまり恋愛映画を好んで観る!」
という人は少ないようだけど、
この映画だけは「面白かった」という意見が、
若い子からオジサンまで多かった。

 

というのも、たぶんストーリーが
単なる恋愛ものとは全く違うから。

 

“恋愛×ゴースト”だけでも
この映画ができた1990年当時は新鮮だったけど
“恋愛×ゴースト×サスペンス”
という縦糸・横糸どころか組紐状態(分かりにくい?)
の物語展開に、思わずグイグイ引き込まれてしまう。

 

それでいて、愛し合う二人に関しては
もの凄く五感に訴える描き方をしているから
切なさの感情移入も、どっ~ぷりできる。

 

ヒロインのデミ・ムーアが
ゴーストの恋人といっしょに
土をこねるシーンなんて、
女性ならゾクッとせずにはいられないはず。

 

監督は、『裸の銃を持つ男』『フライング・ハイ』など
コメディを得意とするジェーリー・ザッカー。
この映画でも、インチキ霊媒師の
ウーピー・ゴールドバーグが光ってます。

 

しかも、また、音楽がいいっ!
「感動のスクリーンミュージック」
みたいな番組では、
必ずと言っていいほど出てくるから
映画は観てなくても、
音楽は知ってるって人が多いかも。

 

因みに、この映画、名作なのに
アカデミー賞は、脚本賞だけで
作品賞は受賞していない。
というのも、同じ年に
『ダンス・ウィズ・ウルブズ』
という強力なライバルがいたため。

 

今となっては、こっちの方が
圧倒的に影響力があった感じですけどねぇ。
この映画の後、ゴースト×恋愛ものが
どんどん出てくるようになったし。

 

松嶋菜々子・スンホンの主演で
リメイク版『ゴースト』もできたしね。

 

とにかく、恋愛映画ファンでなくとも必見の作品!

甘い恋愛映画が苦手な彼でも満足度十分。
恋人と二人で観るのにぴったりの1本!

結婚の条件

結婚の条件

結婚の条件
~人は、どうして結婚するのだろう?~

 

☆こんな人に
結婚の現実と理想の狭間で揺れている人。

☆こんな時に
結婚って?家族って?ちょっと考えてみたい時。

 

<出演>
ケビン・ベーコン
エリザベス・マクガヴァン
アレック・ボールドウィン

<監督>
ジョン・ヒューズ

 

 

「なぜ、結婚したの?」
結婚した男性に尋ねると、
「そのときの流れで・・・」
けっこう多くの人がそう答える。

 

若気の至りか?勢いか?
この映画の主人公も、
覚悟がないまま、
なんとなく10代の頃からの
ガールフレンドと結婚してしまう。

 

「できれば責任を負いたくない」
いつまでも大人になれない男。

 

「産めば何とかなる」
腹を据えて人生を前へ進めようとする女。

 

男と女が当然のごとく惹かれあい、
戸惑いながらながらも
愛を育むことを覚える。

 

その葛藤は、若さゆえ?
年齢を重ねて振り返る大人の中には、
懐かしさやほろ苦さを
感じる人も多いのかもしれない。

経験者には、クスッと笑える
「あるある!」
なシーンもちらほら。

監督は、「ブレックファストクラブ」など
1980年代に青春映画でヒット作を生んだジョン・ヒューズ。
 

主演は、ダンス映画「フットルース」(1984年)
で、当時大ブレイクしたケビン・ベーコン。
この映画は、1998年の作品だから、
けっこうな年齢のはずなんだけど・・・
10年以上青春モノがこなせるのは、
さすがハリウッドスター!

 

結婚をめぐる男女の駆け引き。
そして、家族になるプロセスを描いた
ハートウォーミングなラブコメディ。

 

『婚活』なるものをやっても、
なかなかパートナーさえ見つけられない。
そんな今の日本で、この映画に共感できる人は
むしろ幸せな人なのかもしれない。

 
あなたは、面倒でも家族をつくる?
それとも、とことん自由なシングルを選ぶ?

結婚願望のリトマス試験紙になる1本かも!

食べて 祈って 恋をして

食べて 祈って 恋をして

食べて 祈って 恋をして

~自分が見つかれば、愛も見つかる?~

 

☆こんな人に
スピリチュアル系、精神世界が好きな人
自分探しの旅をプチ疑似体験したい人

☆こんな時に
恋愛その他、「私の人生って…」という気分のとき
旅と恋愛テイスト、両方楽しめる映画が観たいとき

 

<出演>
ジュリア・ロバーツ
ジェームズ・フランコ
ハビエル・バルデム
リチャード・ジェンキンス
ビリー・クラダップ

<監督>
ライアン・マーフィ

 

ユーミンの歌詞にこんなフレーズがある。
「どんなに燃えて求めても~
決してひとつにはなれないの~♪」

 

恋愛の初期に抱く、狂おしいほどの高揚感。
それが、やがて執着に変わり、
執着が愛を別の形へと変えてしまうことも・・・

 

誰かを愛することと、
自分自身のバランスを保つこと。

 

その狭間で揺れる感覚は、
この映画の主人公のように
「バツイチ族」でなくても、
恋をした経験のある人ならきっと分かるはず。

エリザベス・ギルバートが自らの体験をつづった
世界的ベストセラーが原作ということで話題を呼んだ
本と同名タイトルのこの映画。

 

でも、テーマは、決して新しいわけじゃない。

ド直球の「愛」。

 

自分を愛する。人を愛する。
生かしてくれる大いなる存在を愛する。

 

「いい歳をして自分探しの旅?」
という人もいるけれど、
人は昔から失恋をすると旅に出るもの。

 

その現代版、ハリウッド版って感じ。

 

主演は、いかにもアメリカン!なジュリアロバーツ。

 

ニューヨークでバリバリのジャーナリストとして働いていた
主人公エリザベスは、離婚や失恋を経験し、
人生をリセットするため1年間の旅に出る。

 

年齢は、35歳!(ブルゾンちえみじゃありませんよ!)
確かに、女性にとっては、
人生を一度立ち止まってみたくなる年齢。
食の魅力あふれるイタリア、
瞑想で自分と向き合うインド、
そして、インドネシアのバリでは運命的な出会いが・・・

 

生きるパワーと悟りを求める旅の中で
彼女が見つけたもののとは・・・

 

愛とは・・・?人生とは・・・?
立ち止まって考えたい年頃のあなた、
プチ自分探しをしたい人にはおススメの一本!