カテゴリー: ユーモアのセンスを磨く

猟奇的な彼女

猟奇的な彼女

猟奇的な彼女
~サイテーから始まる恋もある~

 

☆こんな人に
・映画だけでも優しい彼を疑似体験したい人
・韓流ラブロマンスが好きな人

☆こんなときに
・笑って、泣いて、ロマンチックしたいときに
・カップルで楽しめるラブコメが観たいとき

 

<出演>
チョン・ジヒョン、チャ・テヒョン

<監督・脚本>
クァク・ジェヨン

 

 

昔、周囲の女性たちを
まるでなで斬りするように、
次々と落としていく
男子がいたので聞いてみた。
「なんで、そんなにモテるの?」

 

すると、彼いわく
「サイテーから始めるからかな。
俺、最初にサイテーな自分見せちゃうから
後はどんどんポイント上がるだけなんだよねぇ~」

 

あなたの周りに、
そんな強者の女たらしはいないだろうか?

 

この映画で主人公がハマちゃう相手は、
いわば、その女子版。

 

心理学の先生によると、
人間は不思議なもので、迷惑をかけられると、
なぜか、その相手をどんどん好きになっちゃうことがあるらしい。

 
特に、それが嫌いじゃないタイプの異性だったりすると、
なおさらなのかも知れない。

つまり、自分をどれだけさらけ出せるか?
マイナスな自分も見せるということは、
あなたに心開いてますよ!というサイン。

でも、マイナスなとこばかり見せて
嫌気がさされるというリスクは、間違いなくあるわけで・・・

 

出せないと関係が深まらないし、
出しすぎると、遠慮も思いやりもなくなって
百年の恋も一気に覚めた!
なんてことにもなりかねないし。

そのへんが、恋愛のさじ加減の難しいところ。
 

この映画のふたりのように
いろんな切ないすれ違いも、
そこから生まれるわけで・・・

 

2001年、日本と韓国で記録的な
大ヒットとなった『猟奇的な彼女』。

やさしい性格の大学生キョヌは、
ある日、地下鉄で美しい女性と出会う。
 

でも、その女、実は泥酔しており、
車内で倒れてしまった彼女を、
仕方なくホテルへ運ぶ羽目に・・・

笑って、泣いて、ロマンチックしながら
恋のさじ加減を学ぶには、恰好の教材。

まっ、理屈は抜きにして
とりあえず、文句なく楽しめる1本!

潮風のいたずら

潮風のいたずら

潮風のいたずら
~愛は、女の人格も変えてしまう?~

☆こんな人に>>>
お金と結婚について考えてる人
最近いろいろ溜まっててスカッとしたい人

☆こんな時に>>>
後味さわやかな本格コメディが観たいとき
家族や友達と笑いながら映画を観たいとき

 

<出演>
ゴールディ・ホーン
カート・ラッセル
エドワード・ハーマン

<監督・脚本>
ゲイリー・マーシャル

 

 

 

お金があれば幸せになれる?
リアルでも永遠のテーマだけど、
そこを、こんなふうに料理する?!
って感じで楽しませてくれるのが、この映画。

 

笑いながら観てるうちに、
ほんわかハートが温かくなって
観終わった後は、何だか気分爽快!

 

文句なしに、
おもしろさ太鼓判のラブコメディ。

 

富豪の妻がクルーザーから海に転落。
記憶喪失になって、子だくさんの大工の妻に!?

 

その設定だけでも期待できるのに、
一気にストーリーの中へと引きずり込むのが
主演ゴールディ・ホーンの目を見張る演技力。

 

当時のコメディ・クイーンの本領発揮で
主人公の大変身ぶりを見せてくれる。

高慢ちきな大金持ちの女に痛い思いをさせられていた大工は、
ここぞとばかり夫になりすまし、子育てや家事を手伝わせるが・・・
 

境遇的にはシンデレラストーリーの逆バージョン。
でも、果たして結末は・・・

共演は、実生活でも恋人関係にあったという
カート・ラッセル。

 

息がぴったりの二人だからこそ
ますますラブリーな映画になったのかも?

 

人生や幸せの価値観はいろいろ。
でも、ひとつだけ確かなことは
愛があれば、女は素敵になれるってこと。

 

とにかく、笑って、スカッとしたいときにも
心温まるラブコメを観たいときにもイチオシの1本!

ホリデイ

ホリデイ

ホリデイ
~恋をしたけりゃ、生活変えよう!~

 

☆こんな人に
「なんで私の人生こうなのよ?!」と思ってる貴女。
ジュード・ロウが好きな人。必見!

☆こんな時に
軽くて、ハッピーになれる恋愛映画を観たいとき。
恋がうまくいかなくてクシャクシャしてるとき。

 

<出演>
キャメロン・ディアス
ケイト・ウィンスレット
ジュード・ロウ
ジャック・ブラック

<監督・脚本>
ナンシー・マイヤーズ

 

 

「いやんっ!もう~
この映画のジュード・ロウったら、魅力的過ぎ♡」
彼のファンなら、溜息をもらすこと請け合い!
あの眼差しに見つめられるだけで、
この映画を観る甲斐があるというもの!

 

ジュード・ロウのファンならずとも、
女子なら恋する気分、見つめられる幸せを
思い出せそうな映画。

 

奔放なキャメロン・ディアスもキュートだし、
まじめタイプのケイト・ウィンスレットも
いい味出してます。

 

ストーリーも、ほどよく現実感が織り込まれた
大人のロマンチック・ラブコメディって感じ。

 

それもそのはず、「恋愛適齢期」の
ナンシー・マイヤーズ監督の作品ですから。

 

片思いの恋。パートナーの浮気。
なんだかギクシャクうまくいかない現実から
逃避するように、ホリデーの間だけ、
お互いの家をチェンジする二人の女性。

 

舞台は、イギリスとアメリカ。
全く違った生活環境に飛び込んだ二人が
それぞれに出会う、新しい人、新しい自分。

 

旅すると、確かに恋って芽生えやすいですよね。
ごく最近、短期海外留学した友達も
見事に「ダーリンは外国人」になっちゃいました。

 

誰ですかぁ?
「旅先で運命の人に出会うなんて
映画か偶然かどっちかでしょ!?」
なんて、冷めたこと言ってるのは?

 

旅先で恋に落ちる確率が
正確にどのくらいかは知らないけれど、
たぶん、実際に統計取ったら
かなり高いのでは?

 

でも、その場合、
やっぱり日本人のように
数日の「ホリデイ」では難しかも・・・

 

とは言え、まあわずか4日間の
「マディソン群の橋」みたいなこともあるわけだし。
(これも実際私の友人にいます!)

 

新たな出会いを求めるなら、
“現実”を休む旅という手はアリですね。

 

ということで、「恋愛休暇」が取りたくなる1本!

ベガスの恋に勝つルール

ベガスの恋に勝つルール

ベガスの恋に勝つルール
~幸運の女神は信じた者に微笑む~

 

☆こんな人に
ラブコメディが好きな人。
恋愛で過去にハチャメチャ経験がある人。

☆こんな時に
超ポジティブな笑える恋愛映画が観たい時。
ラスベガスにでも行ってパッと憂さ晴らしがしたい時。

<出演>
キャメロン・ディアス
アシュトン・カッチャー
トリート・ウィリアムズ
ロブ・コードリー

<監督>
トム・ヴォーン

<脚本>
ディナ・フォックス

 

 

昨日まで知らないヤツと
翌朝目覚めたら結婚してた?

 

「そんなのあり得な~い!」の人も、
「私だってあるかも・・・」の人も、
一瞬で人生が変わるラスベガスが舞台なら
なんだかリアルに思えるはず。

 

恋も仕事も気を抜かない!
完璧を目指してるのに
なぜかうまくいかない・・・
そんな、元気女子を演じるのは
ラブコメの女王
キャメロン・ディアス。

 

何をやっても中途半端。
自分でもどうにかしたいけど
どうも大人になり切れない・・・
キャメロンのお相手は
キュートな笑顔が武器の
アシュトン・カッチャー。

 

ベガスで偶然出逢ったふたりが
ハチャメチャの一夜を過ごしたことから
運命のルーレットがクルクル回り始めて・・・

 

運も、愛も、お金も、欲しいっ!
そんな男と女の本音丸出しのドタバタが
アップテンポで笑わせてくれる。

 

笑いながら、もしかすると
我と我が過去を振り返る人もいるかも?

 

観終わった後、
笑顔とちょっぴり温かい気持が残る
ザ・エンターテインメントな1本!

トゥ・ウイークス・ノーティス 

トゥ・ウイークス・ノーティス 

トゥ・ウイークス・ノーティス 
~絶対あり得ない相手だからこそ落ちる恋もある~

 

☆こんな人に
自分と正反対な人に惹かれる傾向のある人
ヒュー・グラントORサンドラ・ブロックが好きな人

☆こんな時に
恋人と意見が食い違ってギクシャクしてるとき
「まさにハリウッド!」なラブコメディが観たいとき

<出演>
サンドラ・ブロック
ヒュー・グラント

<監督・脚本>
マーク・ローレンス

 

 

「正反対のものこそが自分を完全にしてくれる」
笑ってみてたら、そんなセリフが胸に響いた。

 

「理想の相手は?」と聞かれて、
「価値観が似てる人!」
なんて答えをよく聞くけど、
いざ付き合い始めると、
似てるはずの価値観が、
けっこうズレててギクシャク…
なんてことも。

 

男と女。しょせんは別種の生物。
もともと「えっ~!?」
なことが、いっぱい。
でも、だからこそ、
お互い成長できるのかも…。

 

2003年、アメリカで大ヒットした
ロマンチックコメディ
「トゥ・ウイークス・ノーティス」は
正反対の生き方をしてる男と女のお話。

 

ヒロインは、
正義感が強く、キャリアもある熱血弁護士の
ルーシー・ケルソン(サンドラ・ブロック)。

 

環境保護運動に取り組む彼女は、
地元の由緒ある公民館が再開発のために
取り壊しになるのを阻止しようと
大手不動産会社を営む
ジョージ・ウェイド(ヒュー・グラント)
の元へ乗り込む。

 

ニューヨークでも有名なお金持ち、
しかも、ハンサムなジョージは、
女性なら誰もが
お近づきになりたいと思うタイプ。

 

でも、ルーシーから見れば、
優柔不断で、愛情表現はお金でしかできない
どうしようもなく軽い男。

 

そんな正反対の二人が、
ひょんなことから協力し合う関係になる。

 

ルーシーにとっては、
「もう、やってらんないっ!!」
の事態が、次々に襲ってくるのだけれど、
気が付けば、彼女の中に思わぬ感情が・・・

 

サンドラ・ブロックとヒュー・グラント、
ラブコメの2大スターが本領発揮!!

 

サンドラ主演の「デンジャラス・ビューティ」
の脚本家マーク・ローレンスの初監督作品。

 

ザ・ハリウッドのラブコメディ!