シティ・オブ・エンジェル
シティ・オブ・エンジェル
~至高の喜び、それは、愛する人にふれること~
☆こんな人に
ニコラス・ケイジorメグ・ライアンが好きな人。
☆こんな時に
ファンタジックなラブストーリーが観たいとき。
<出演>
ニコラス・ケイジ
メグ・ライアン
アンドレ・ブラウアー
デニス・フランツ
<監督>
ブラッド・シルバーリング
風を感じる。
匂いを感じる。
温もりを感じる。
今、こうして何かを感じる一瞬が、
奇跡的なほど、かけがえのない時間。
「生きてる」って、なんて素敵なことなんだろう!
印象的な映像と切ないラブストーリーと共に
そんなことを思わせてくれる作品。
1978年の作品『ベルリン天使の詩』の
ハリウッドリメイク版『シティ・オブ・エンジェル』。
ただし、この2つ、
作品としては全く違った味わいがある。
天使のセス(ニコラス・ケイジ)は、
人間の外科医マギー(メグ・ライアン)が
患者の命を懸命に救おうとする姿を見て恋に落ちる。
しかし、天使には、
人間に姿を見せることすら許されない。
どうしても我慢ができなくなったセスは、掟を破る。
そして、やがて、天使という永遠の命を捨て、
人間になることを願い始める・・・
好きな人に、触れたくても、触れられない。
感じたくても、感じられない。
その切なさと苦しさが、痛いほど伝わってくる。
それだけに、二人が結ばれるシーンは、
ふつうのラブシーンより、ずっと官能的ですらある。
大切な人とふれあえる「今」この時が、
限りなく愛おしくなる1本。